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監督は高校1年生!

中高生×映画・演劇のプロ×琴似のコミュニティが夢の共同制作!

札幌で6年間続く中高生の映画制作ワークショップは、近年の作品が高く評価され、映画祭や海外でも上映されるほどになった。その集大成として制作された劇場公開長編が本作「茜色クラリネット」だ。

札幌の映画・演劇のプロが共同制作・舞台となった屯田兵開拓の歴史がある琴似地区の人々、企業、市民サポーターが全面的にバックアップ、世界でも例のない夢のプロジェクトが実現した。

◇  ◆  ◇

監督及び演出チームを導く指導監督は、カンヌ国際映画祭正式出品「7/25」や、堺雅人主演「壁男」などで知られる札幌在住の映画監督早川渉。

大人キャストには、演出家であり、数多くの映画やTVで俳優として活躍する斎藤歩、また躍進目覚ましい劇団yhsの南参や小林エレキが脇を固め、撮影、照明、録音、衣装等スタッフも札幌のCM界のプロが集まり、本格的な劇場公開映画として結実。

その制作の過程は、母体となったコトニ夢映画制作プロジェクトのサイトにてご覧いただけます。(https://ja-jp.facebook.com/moviewssapporo/

 

Story

コトニ中学3年生の茜はある日、親友・夏輝の家で不思議な本を見つける。それは〈夢の中に入れる〉本。

夢の世界、誰もいないコトニのまちで思う存分、クラリネットを吹く茜の耳に突然、「助けて」――。同級生・愛ちゃんの声が聞こえてくる。愛ちゃんは3年前事故に遭い、いまも病院のベッドで目が覚めないままなのに…。

現実の世界に帰った2人は、新聞部の大西からコトニのまちの異変について聞かされる。それは、子どもが子どもの姿を保ったまま、大人になってしまうナゾの病気「大人病」。

調査を進めるうちにコトニのゆるキャラ「トニ子」が大人病に関わっている可能性を突き止める。コトニのまち、そして茜たちの冒険の結末は――?

 

 

 

 

【子どもスタッフ】

◆監督 ・・・

坂本 優乃

 

◆出演 ・・・

伊藤茜役:佐藤楓子

太田夏輝役:佐藤莉奈

大西颯太役:永井洸伎

二ノ宮藍役:森田有紀

 

◆演出チーム ・・・

白田明花 中島魁莉 福田さとみ 松田みつき

 

◆撮影チーム ・・・

大井沙那 大窪里菜 小林大祐 遠山絵実里

 

◆録音チーム ・・・

清水貫太 鈴木智美 高桑稜央

 

◆音楽チーム ・・・

板谷百華 佐々木夏美 塚原樹

 

◆衣装・小道具チーム ・・・

喜多村ひなの 相馬日奈

 

 

【大人スタッフ】

◆プロデューサー ・・・

麻生榮一 久住邦晴 中島洋

 

◆指導監督 ・・・

早川渉

 

◆脚本(市民公募) ・・・

島崎友樹

 

◆撮影指導 ・・・

品田圭人

 

◆録音指導・整音 ・・・

井口勇

 

◆衣装・小道具指導 ・・・

橋場綾子

 

◆大人キャスト ・・・

稲垣先生:小林エレキ

伊藤健太:南参

伊藤詩織:熊木梨沙

太田寛治:佐藤剛

加藤先生:大橋千絵

二ノ宮淳:斎藤歩

 

上映劇場

茜色劇場

コメント

 

●中学生たちのまっすぐな視線で撮られたこの映像に触れると「いつのまにか、自分も『大人病』にかかってしまったのではないか?」という不安に襲われる。映画について、人生について大切なことを思い出させてもらいました。

-是技裕和(映画監督)

 

●中高生だから見える世界。大人が見失いそうな「時空」を映画を通して見せてもらった。琴似、札幌、北海道のパワーが満開の珠玉作。

-河井真也(映画プロデューサー)

 

●夢と現実がとけあう、危うい境界線を甘美に描き出す手腕が見事。初めて観るのにどこか懐かしい映像 と音の美しさは、時間がたつのを忘れさせてくれました。

-谷口正晃(映画監督「時をかける少女」)

 

●映画は魔法。大人になるのとひきかえに、私たちは何を失ったのでしょう。キュンとなるファンタジーです。

-五十嵐いおりさん(HTBディレクター)

 

●俳優さんたちが役の中で生きていたこと、これがこの映画の最大の魅力です。多分ちゃんと独りぼっちになったんだと思います、 監督は。私にとってさまざまなことを気づかせてくれた映画でした。琴似の風は時に優しく、時に厳しい。

-阪本顺治(映画監督)

 

●どれだけ年齢を重ねていても、みんなおとなで、みんなこどもなんだと、この映画は数えてくれます。 将来のことなんて、なーんにも考えていなかった、中学生のころのハナタレなわたしに、見せてあげたくなりました。

-呉美保(映画監督「そこのみにて光輝く」)

 

●私は札幌二中(現在の札幌西高)卒業なので、西高に行きたいとか言っているこの作品の登場人物たちに特別な親近感を覚えました。琴似もまた、いろいろと思い出のある土地で、懐かしく見ましたが、見違えるほど発展していて、驚きました。 映画は、導入部の、琴似の町の目抜き通り(?)の大移動撮影が素晴らしい。この感覚を大事にして、映画を撮り続けて欲しいな、と思いました。 全体に若い感覚が漲っていて、その新鮮さが、この作品の大きな魅力になっている、と感じました。 ちらちら見えるのは三角山でしょうか。よい風景になっていました。

-品田雄吉(映画評論家)

 

●中学生のころのみずみずしい感覚がよみがえってきました。“信じること”を忘れてしまった大人こそぜひ!

-水野悠希さん(UHBアナウンサー)

 

●この『茜色クラリネット』に出会ったことで、僕は自分が陥りかけていた「大人病」から少し解放された気がするのだ。

-森直人さん(映画評論家)

 

●3人の少女が解き放たれたように軽やかに通りを駆け抜けていく。そのラストシーンにかつて映画少年 だった私は胸を突かれた。この作品は「こども」を描いているように見えて、実は「おとな」の深い裏切りを描いているのだ。

-高橋純二(UHB解説委員長)

 

●「まっすぐ夢を見ることは、まっすぐ生きること」二度試写を見た、一度目はほんのり暖かなものが胸に残り、二度目は何故かしらムクムクと嫉妬を覚えた、骨太のファンタジーとして成り立っている事への? やはり僕も「大人病」に冒されてしまっていたのではないかしら。

-内藤克(HBCアナウンサー)

 

●「茜色クラリネット」拝見しました。とても良かったです!いい年した監督たちの作品が幼稚すぎて辟易する事も多々ありますが、超若い監督の風刺に嬉しくなりました。

-ヤン・ヨンヒ監督

 

●映画に登場する琴似の街並みと子どもたちの生き生きとした姿を見て、子育てをした思い出が重なり、涙が出ました。

-角涼子さん(呉服店経営)

 

●オトナになることは悪いことではない!で確かに失ったものも大きいことを自覚している。この映画はオトナになってしまった「あのとき」を思い返させるカがある。考えをまとめる、議論を交わす、ものを作る。そして人に伝える…この壮大な作業に正面から立ち向かった子供たちに感服。それ以上に 彼らの生き生きした姿に感動した。

-大山洋(札幌テレビ放送制作部長)

 

●大人でもない、子供でもない中高生だからこそ、見えて信じられる夢や幻がある。ひと夏かけて映画作りに情熱を傾けた中高生たちはこの日々を忘れないだろう。そうして完成した映画は、子供から大人になる過程で、知らず知らず何かを失ってしまった私たちに遠い日を思い出させてくれる。

-塩野洋(北海道新聞文化部記者)