8/9(金)公開『ボレロ 永遠の旋律』豪華コメントご紹介
極限の音楽にして不朽の名曲‟ボレロ”
フランス天才作曲家ラヴェルが生んだ
終わらないリズム 陶酔の17分
名曲とともに贈る本格的音楽映画
開始2分でボレロのメロディがいかに世界中で愛されているかを思い知らされたが、このような偉大な作曲家であっても自分の作品に翻弄されていたのだろうか。
真相はわからないが観終わってから無性にラヴェルの曲を弾きたくなった。
石田泰尚 ヴァイオリニスト
この物語は、ボレロの創作から、ラヴェルの命を奪った脳の病気まで、私たちを感情的な旅へと導いてくれます。
そして 1920年代のパリの雰囲気と装飾は素晴らしく、ラヴェルの創造性を刺激するアメリカの影響が美しく表現されていると思いました。
Boleroが好きな方には是非みていただきたいです。
原田慶太楼 指揮者
ラヴェルの葛藤やアーティストとしての苦悩を知り、ボレロの音楽に感じる呪術的世界観がストンと腑に落ちた。
新たなインスピレーションを得た今、脈々と継承されてきた傑作を私なりのボレロとして背負っていきたい。
上野水香 東京バレエ団ゲスト·プリンシパル
ラヴェルがその人生をかけて生み出してくれた『ボレロ』。
かつてアンヌ·フォンテーヌ監督もジョルジュ·ドンの舞台をご覧になっていたんですね。
僕も自分の踊りで誰かの心に深い印象を残せたら!
『ボレロ』、改めて大切に踊っていきたいと思いました。
柄本弾 東京バレエ団プリンシパル
前半の、『ボレロ』を完成させるまでのラヴェルの苦しみが私自身の仕事とリンクしているようで、見ていてだいぶ辛かったです(笑)
また歴史上、あまり注目されてこなかったミシア·セールの、ラヴェルのミューズとしての描かれ方もとても興味深く拝見しました。
桜沢エリカ 漫画家
自ら生み出したひとつの傑作のために人生を狂わせてしまう、才能ある芸術家たちが立ち向かう壁。
そんなものが自分の前に現れる日はあるのか?
映画を見ている最中自問自答しました。
ヒグチユウコ 画家
「つまり私が作曲した音楽は17分間続き、
たったひとつのゆるやかで長いクレッシェンドが続くだけの
“音楽のないオーケストラの組織”なのだ」
ラヴェル 1931年、デイリー·テレグラフ紙インタビュー