『家族を想うとき』全国各地で大ヒット!

『家族を想うとき』全国各地で大ヒット!

『わたしはダニエル・ブレイク』のケン・ローチ監督最新作、

フランチャイズの宅配ドライバーとして働く父とパートタイムの介護福祉士の母。

家族を守りたいはずの仕事が家族を引き裂いてゆく―

 

これは、私たちが存在を知っているにも関わらず、

誰も語ろうとしなかった物語です。

-ケン・ローチ

TBS 「NEWS23」にてケン・ローチ監督のインタビューが公開されています。

動画はこちら⇒https://www.youtube.com/watch?v=eU6pPZrZcJ4

■『家族を想うとき』公式HPはこちら⇒https://longride.jp/kazoku/

1日14時間、くたくたになるまで働いている宅配ドライバーを介して買った物を手に入れるということが、持続可能と言えるのでしょうか?

自分で店に行って、店主に話しかけることよりもよいシステムなのでしょうか?

友人や家族にまで波及するようなプレッシャーのもとで

人々が働き、人生を挟めるような世界を、私たちは望んでいるのでしょうか?

これは市場経済の崩壊ではなく、むしろ反対で、経費を節減し、

利益を最大化する苛酷な競争によってもたらされる市場の論理的な発展です。

市場は私たちの生活の質には関心がありません。

市場の関心は金を儲けることで、この二つは相性が悪いのです。

ワーキング・プア、つまりリッキーやアビーのような人々と

その家族が代償を払うのです。しかし最終的には、

観客の皆さんが本作の登場人物に信頼を寄せ、彼らのことを思いやり、

彼らと共に笑い、彼らのトラブルを自分のことと思わなかったら、

この映画には価値がありません。彼らの生きてきた証が

本物だと認識されることが、観客の琴線に触れるのです。

―ケン・ローチ

前作の『わたしは、ダニエル・ブレイク』で引退すると言っておられたが、

撤回して『家族を想うとき』を作ってくれて、本当によかったと思う。

現代に生きる私たちにはこの監督が必要だ。可能な限り、

作品を撮り続けて欲しいと切に願う。

―想田和弘(映画作家)

 

映画が終わる頃にはこの家族が肉親のような気持ちになります。

ブラック企業というよりブラック世界。

これはケン・ローチならではの愛情に溢れた作品で、

道に迷った人類に対する警鐘でもあります。

―ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

宅配ドライバーの夫と訪問介護の妻。

14時間労働、理不尽な待遇、疲労とストレス、子供の不登校。

これでもかとばかりの現実のあと、ラスト場面でSorry We Missed You.

音楽なしのタイトな演出が印象的。

見れば忘れられない映画になるだろう。

―小熊英二(社会学者)

誰も不幸になりませんように。祈るような気持ちで物語に没入した。

厳しい現実のひんやりとしたリアリティの中から、人の心の温かさがしみ出てくる。

衝撃のラストシーンに巨匠の怒りと愛を感じた。傑作を超えた神品。

―茂木健一郎(脳科学者)

これは他人事じゃない!効率優先のゆがんだ社会に翻弄されながらも、

ささやかな幸せを求めて懸命に生きようとする家族。

あまりにも切ないその姿に思わず「がんばれ!」と

声援をおくらずにはいられなくなった。

―柳澤秀夫(ジャーナリスト)

物語には常に現実を描く一面と妄想を描く一面があるが、

この映画には妄想の要素はほとんどない。

ケン・ローチ監督はここから目をそらすことを許さない。

私たちの『働き方』はこれでいいのだろうか?

私たち一人一人が向き合うべき重い問いである。

―柏木ハルコ(漫画家・「健康で文化的な最低限度の生活」)