【時間決定】5/14(土)岩本和久さんによる「ロシア映画の1962年」のお話し

岩本和久さん(札幌大学教授)による       「ロシア映画の1962年」のお話し

「親愛なる同志たちへ」のコンチャロフスキー監督の親友であるタルコフスキー『僕の村は戦場だった』が製作されたのが1962年、同じ年に本作で描かれるノボチェルカスク事件が起こっています。雪どけ期に青春を送った2人の監督を紹介しながら、ノボチェルカスク事件の起こった時代の空気をお話しいただきます。

日程

5/14(土)13:35(上映&トーク終了16:00)

★上映後、岩本和久さんトークです。

 

料金

当日料金1800円/学生1400円/シニア1200円/高校生以下1100円

※この回は招待券・パス券等はご利用いただけません。あらかじめご了承ください。

 

1962年6月1日、ソ連南西部ノボチェルカッスクの機関車工場でストライキが勃発した。「雪どけ」とも称されたフルシチョフが目指した豊かな共産主義統治にも陰りが見え始め、困窮にあえぐ労働者たちが物価の高騰や給与カットに抗議の意思を示したのだ。社会主義国家で大規模なストライキが起こったことに危機感を覚えた政権は、スト鎮静化と情報遮断のために最高幹部を現地へ派遣、翌日には約5000人の市民への銃撃を開始した。

 

熱心な共産党員で市政委員も務めるリューダは18歳の愛娘スヴェッカの身を案じ、凄まじい群衆パニックが巻き起こった広場を駆けずり回る。三つ編みに青いリボン…スヴェッカはどこにいるのか、すでに銃撃の犠牲者となって“処分”されてしまったのか。長らく忠誠を誓ってきた共産党への疑念に揺れるリューダが、必死の捜索の果てにたどり着いた真実とは…。

 

スターリン後の社会に希望を見出し、その世界に疑いを持たなかった一人の女性が知る、残酷な真実。真実の瓦解が起きたとき、人はどう生きるのか、あるいは生き抜くのか、巨匠コンチャロフスキーの答えがここにある。