7/25(金)『ガザ=ストロフ-パレスチナの吟-』

フライデーシネマの料金

当日料金1800円/学生1400円/シニア1300円/高校生以下1000円

※特別上映のため、招待券・パス券等はご利用いただけません。あらかじめご了承ください。

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7/25(金)一回限りの特別上映

※上映時間は7/15(火)に決まります

 

★上映後ゲストトーク

Shkran (本作配給)のメンバー3人がいらっしゃいます。

『ガザ=ストロフーパレスチナの吟ー』の上映活動を行う有志の配給団体。代表の二口愛莉は監督ケリディン・マブルークの20年来の友人、日本公開のために日本語字幕を制作し、友人2人とともに2023年末にShkranを立ち上げる。2025年春には、ガザの子供達のための支援活動「Education 4 Gaza ーガザに教育をー」の日本における支援キャンペーンを実施。Shkran(シュクラン)はアラビア語で「ありがとう」の意味。

X : https://x.com/gaza_strophe

 

 

全ての宗教において 神の名は「平和」だ

完全に人道を逸してしまっているイスラエル軍の殺戮はやはりジェノサイドと呼ばざるを得ません。
それでもパレスチナの人たちは強く、想像を絶する悲惨な状況の中でも、死んでも故郷を離れないと話す人の姿に感激しました。

––ピーター·バラカン(ブロードキャスター)

「すべては2023年10月7日にはじまった」のでは断じてない。
その証拠が、この映画にある。ありすぎるほど、ある。
ただ世界が「見なかった」だけだ。

-安田菜津紀
(メディア NPO Dialogue for People 副代表/フォトジャーナリスト)

彼らが語る言葉からは、嘆きと怒りばかりではなく、
そこかしこに冷静な知性と痛烈なユーモアが感じられる。
終盤に収められた、一人の老人による長いスビーチは、西洋が作り出した
「人権」や「人間性」という概念がはらむ欺瞞を厳しく告発したものであり、
『ガザ=ストロフ」を見る者に容赦なく自省を迫るだろう。(『NOBODY』より)
-中村修七(映画批評)

2023年10月中旬、イスラエルによるガザ地区への軍事攻撃開始から10日後、監督のケリディン·マブルークからショートメッセージが届いた。「撮影から10年以上経ってもこの映画が今日的意義を持つとは思わなかった」と。パンスチナの人々は常に西洋の視点から描かれ死亡者数という数に還元されてきたが、一人一人の顔を描き世界に伝えることがこの作品の第一の目的だったと振り返り、「パレスチナには世界の問題が凝縮されている」と強調する。

本作はガザの地で生きる人々の姿を丁寧に描きながら、同時にパレスチナ問題の背景にある西洋諸国による二重基準、構造的暴力について浮かび上がらせる。多くの人々が、これは明らかにジェノサイドだ、と声を上げる悲惨な状況が続く中(2024年9月現在)、人々の姿と歴史を知ることから変わる可能性を問いかける。

 

■『ガザ=ストロフ-パレスチナの吟(うた)-』公式サイト⇒https://lime010328.studio.site/