5/24(土)トーク! 中村結美監督、正岡裕之プロデューサー、藤野知明さん(『どうすればよかったか?』監督)

2000本以上のTVドラマ・映画に出演した名脇役の織本は、妻が母の介護とはいえ、長期間にわたっての別居生活など、家族と共に生きられない一面もあった。TVディレクターとなった娘は、その父への復讐心から死の直前までの晩年にカメラを向ける。体の自由が効かなくなり、セリフが覚えられなくなり、家族相手に子どものように泣きわめく。そんな赤裸々な記録は、やがて、自らの業をさらけ出しているのは、撮られる父か、撮り続ける娘か、わからなくなっていく。それは最後の対話だったのかもしれない。
友人でもある藤野知明監督もトークに参戦し、撮る者と撮られる者の家族という関係を語り合ってみましょう。
