9/5(金)公開『遠い山なみの光』

 

 

ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロの傑作を

広瀬すず、二階堂ふみ、吉田羊、豪華共演で映画化

 

 

日本人の母とイギリス人の父を持ち、大学を中退して作家を目指すニキ。彼女は、戦後長崎から渡英してきた母悦子の半生を作品にしたいと考える。娘に乞われ、口を閉ざしてきた過去の記憶を語り始める悦子。それは、戦後復興期の活気溢れる長崎で出会った、佐知子という女性とその幼い娘と過ごしたひと夏の思い出だった。初めて聞く母の話に心揺さぶられるニキ。だが、何かがおかしい。彼女は悦子の語る物語に秘められた<嘘>に気付き始め、やがて思いがけない真実にたどり着く──。

 

 

原作は、2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ·イシグロの長編小説デビュー作品「遠い山なみの光」。監督には『ある男」で日本アカデミー賞最優秀作品賞を含む最多8部門受賞という快挙を成し遂げた石川慶。まだ過去にしきれない戦争の「傷跡」と、未来を夢見る圧倒的な「生」のパワーが渦巻く時代を生きた女性たちの姿を通し、終戦80年となる2025年を生きる私たちに勇気をくれる、感動のヒューマンミステリー。

 

 

映画『遠い山なみの光』⇒https://gaga.ne.jp/yamanami/