1/31(土)⇒2/6(金)ロッセリーニ×ゴダール[2つのゼロ年]

 

 

第二次世界大戦後の廃墟と化したベルリンを舞台に、ひとりの少年を通して戦争がもたらす残酷さを描いたロベルト·ロッセリーニの「ドイツ零年』(1948)と、ベルリンの壁前壊の翌
年、東ドイツに潜伏していた老スパイの西側への帰還の旅を描いたジャン=リュック・ゴダールの「新ドイツ零年』(1991)。1945年をドイツにとっての《ゼロ年》と示し、戦後ベルリン
の“虚無の廃墟”を冷徹に描いたロッセリーニに対し、ゴダールは東西ドイツが統合された1990年を《新ゼロ年》として、ふたたび“虚無の廃墟”にもどされたドイツを見つめ直した。
思いがけない、でも必然にみちた2作品の邂逅が今実現する。