【時間決定】5/23(金)『風に立つ愛子さん』
フライデーシネマの料金
当日料金1800円/学生1400円/シニア1200円/高校生以下1000円
※特別上映のため、招待券・パス券等はご利用いただけません。あらかじめご了承ください。
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5/23(金)1回限りの特別上映
18:20(終19:45)
※受付15:30~
「あの津波がわたしに
幸せを運んでくれたの―」
2011年の東日本大震災で石巻の家を津波に流された村上愛子さん、当時69歳。その出来事は天涯孤独に生きていた愛子さんの人生を大きく変えました。避難所での集団生活は、今まで知り合うこともなかった近隣の方と寝食を共にし、皆と心のつながるかけがえのない時間でした。その後、仮設住宅で7年を過ごし復興住宅へと移っていく―この映画は、震災後の8年間、愛子さんを見つめ続けたその記録です。津波を「津波様」と呼び、震災が幸せを運んでくれたと言う愛子さん。被災者とひとくくりにできない、ひとつの人生がここに映っています。
公式HP⇒『風に立つ愛子さん』公式サイト
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6/6(金)1回限りの特別上映
※上映時間は5/27(火)に決まります。
急速に悪化する地球環境、
2040年の地球はどうなっているのだろうか?
4歳の娘を持つオーストラリアの映画監督デイモン・ガモーは、娘たちの世代には希望を持てる未来に生きてほしいと願っている。悪化する地球環境を懸念する中で、もし地球環境を再生できるようなアイデアや解決策が今後急速に世界中に広がったら、娘が大人になる2040年にはどんな未来が訪れるだろう?と、現実的な解決策の実行者や専門家に会うため欧州各国やアジア、アフリカ、米国と世界11ヶ国を巡る旅に出る。その中で取り組むべき問題の数と同じくらい、すでに実践可能な解決策が沢山あることを知る。また、各地で約100人の子どもたちに理想の未来についてインタビューし、彼らの“希望”に刺激を受ける。
公式HP⇒映画『2040 地球再生のビジョン』
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★磯部真也監督ゲストトーク&ティーチイン
6/13(金)18時~19時台予定
※正式な上映時間は6/3(火)に決まります
当日/通常料金
※特別上映のため、招待券・パス券等はご利用いただけません。あらかじめご了承ください。
初めまして、映像作家の磯部真也です。この度はシアターキノで上映できる事を大変光栄に思います。今回の特集上映は、2009年から2022年までの5作品に制作途中の新作を加えたプログラムとなっており、映像作家として活動し始めてからの15年余りの集大成と言える上映です。どの作品も北海道での上映は初めてになります。ぜひこの機会にご覧になってください。
(磯部真也)
■dance 2009年/8ミリ→デジタル/6分
■EDEN 2011年/16ミリ→デジタル/15分
■For rest 2017年/16ミリ→デジタル/17分
■13 2020年/16ミリ→デジタル/10分
■ユーモレスク 2022年/デジタル/46分
■April ワーク·イン·プログレス/16ミリ→デジタル/6分
イメージフォーラムフェスティバル/東アジアエクスペリメンタルコンペティションでの史上初となる二度の大賞受賞や、北米最古であり世界最大級の実験映画祭、アナーバーフィルムフェスティバルでのグランプリの受賞など、アートフィルム、実験映画の分野において国内外で高い評価を受け注目を集めている映像作家、磯部真也。本特集上映では2009年から2020年の間に制作された短編作品と、2022年の中編「ユーモレスク」を上映する。個人表現としての映画を追求しながら、その視点はあらゆる時間、場所を超越してゆく。
磯部 真也 いそべ しんや
映像作家。1982年横浜市出身。2007年東京造形大学大学院卒業。2011年イメージフォーラム映像研究所卒業。フィルムを駆使し、長期間の撮影をした実験映画が代表的な作風とされる。『13』(2020)、と『ユーモレスク』(2022)がイメージフォーラム・フェスティバル 東アジア・エクスペリメンタルコンペテイションにて大賞を受賞。またアメリカのアナーバー映画祭において『13』はグランプリにあたる Ken Burns for BestoftheFestival を受賞。 『ユーモレスク』が JurorAwardsを受賞。その他の作品に『dance』(2009)、『EDEN』(2011)、『For rest』(2017)がある。
公式HP⇒Special Screening Site | Shinya Isobe
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<上映予定作品>
◆【vol.245】7/4(金)現在、調整中
【KINOフライデー・シネマ】が好評上映中です!
今東京では、劇場公開作品だけでも一年間に1200本以上もの映画が公開されています。
札幌では、一年に650~700本近く公開されますが、それと同じぐらいの作品が未公開のままになっています。シアターキノは優れた作品を少しでも多く上映しようと努力していますが、2スクリーンで、一年に平均約220本の作品が精いっぱいの状況でもあります。
しかし、それでも可能性を秘めた若い作家や、意欲あるドキュメンタリーやアニメーション、また優れた旧作のリバイバル上映など、少しでも札幌で上映して、見ていただきたい作品は、まだまだたくさんあります。
そこで、シアターキノでは、金曜日の夜に一回だけでも、このような作品を見ていただく機会としての<フライデーシネマ>を2016年より開設し上映を続けています。毎週というわけではありませんが、できるだけ多様な作品を選んで、「金曜日の夜は、シアターキノで映画を観よう!」を合言葉になるように、頑張っています。
どうぞ、映画ファンの皆さまのご来場をお待ちしております。
詳しくはシアターキノ公式HPへ
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<2025年>
◆【vol.240】4/25(金)『いきもののきろく』
◆【vol.239】4/18(金)『私の想う国』
◆【vol.238】3/21(金)ヴィジョン・オブ・マフマルバフ『子どもたちはもう遊ばない』『苦悩のリスト』
◆【vol.237】3/14(金)『春をかさねて あなたの瞳に話せたら』
◆【vol.236】3/7(金)『デヴィッド・リンチ:アートライフ』
◆【vol.235】2/28(金)『鹿の国』
◆【vol.234】1/31(金)『石がある』
◆【vol.233】1/25(金)『香港、裏切られた約束』
<2024年>
◆【vol.232】12/27(金)『ニッツ・アイランド 非人間のレポート』
◆【vol.231】12/20(金)『グレース』
◆【vol.230】12/6(金)『食べることは生きること -アリス・ウォータースのおいしい革命-』
◆【vol.229】11/29(金)『小池照男のコスモロジー』
◆【vol.228】11/15(金)『走れない人の走り方』
◆【vol.227】11/8(金)『左手に気をつけろ (併映:だれかが歌ってる)』
◆【vol.226】11/1(金)『日日芸術』
◆【vol.225】10/25(金)『デビルクイーン』
◆【vol.224】10/11(金)『DitO』
◆【vol.223】10/4(金)『イーちゃんの白い杖』
◆【vol.222】9/27(金)『NO.10』
◆【vol.221】9/20(金)『海街奇譚』
◆【vol.220】9/13(金)『わたしの物語』
◆【vol.219】9/6(金)『グレート・グリーン・ウォール』
◆【vol.218】8/30(金)『神の道化師、フランチェスコ』
◆【vol.217】8/16(金)『天安門、恋人たち』
◆【vol.216】8/2(金)『ラジオ下神白』
◆【vol.215】7/19(金)『革命する大地』
◆【vol.214】7/5(金)『FEAST ―狂宴―』
◆【vol.213】6/28(金)『水平線』
◆【vol.212】6/21(金)『マリア 怒りの娘』
◆【vol.211】6/7(金) 『すべての夜を思いだす』
◆【vol.210】5/24(金) 相米慎二監督特集『風花』
◆【vol.209】5/17(金) 相米慎二監督特集『ションベンライダー』
◆【vol.208】5/10(金) 相米慎二監督特集『台風クラブ』
◆【vol.207】4/19(金)『白日青春 生きてこそ』
◆【vol.206】4/5(金)『最悪な子どもたち』
◆【vol.205】3/15(金)『朝がくるとむなしくなる』
◆【vol.204】3/8(金)『うつろいの時をまとう』
◆【vol.203】3/1(金)『パレスチナのピアニスト』
◆【vol.202】2/23(金)『幾春かけて老いゆかん 歌人馬場あき子の日々』上映&歌人・田中綾さんゲストトーク
◆【vol.201】2/16(金)『1%の風景』
◆【vol.200】2/2(金)『配信犯罪』
◆【vol.199】1/26(金)『ニューヨークの中国女』
◆【vol.198】1/26(金)『1PMワン・アメリカン・ムービー』
◆【vol.197】1/19(金)『ABYSS アビス』
◆【vol.196】1/5(金)『海鳴りがきこえる』
<2023年>
◆【vol.195】12/29(金)『青春墓場』
◆【vol.194】12/22(金)『二十歳の息子』
◆【vol.193】11/24(金)『ミャンマー・ダイアリーズ』
◆【vol.192】11/17(金)『わたしたちの国立西洋美術館』
◆【vol.191】10/27(金)『にわのすなば』
◆【vol.190】10/27(金)『ソングス・フォー・ドレラ』
◆【vol.189】10/20(金)『アングリーバードとバナナ合唱団』
◆【vol.188】10/13(金)『青春弑恋』
◆【vol.187】9/29(金)『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』
◆【vol.186】9/22(金)『コペンハーゲンに山を』
◆【vol.185】9/15(金)『ケアを紡いで』
◆【vol.184】9/8(金)『どん底』
◆【vol.183】8/11(金)『ペーパーシティ 東京大空襲の記憶』
◆【vol.182】7/28(金)『老ナルキソス』
◆【vol.181】7/14(金)『理大囲城』
◆【vol.180】7/14(金)『少年たちの時代革命』
◆【vol.179】7/7(金)『浦安魚市場のこと』
◆【vol.178】6/30(金)『「幾多の北」と三つの短編』
◆【vol.177】6/30(金)『指先から宇宙まで 素晴らしき短編アニメーションの世界』
◆【vol.176】5/26(金)『眩暈 VERTIGO』
◆【vol.175】5/19(金)『柳川』
◆【vol.174】4/28(金)『こころの通訳者たち』
◆【vol.173】3/24(金)『たまねこ、たまびと』
◆【vol.172】3/10(金)『あの日~福島は生きている~』
◆【vol.171】2/17(金)『とら男』
◆【vol.170】2/3(金)『擬音』
◆【vol.169】1/20(金)『コスタリカの奇跡』
◆【vol.168】1/13(金)『なまず』
◆【vol.167】1/6(金)『暴力をめぐる対話』
<2022年>
◆【vol.166】12/30(金)『シネマスコーレを解剖する』
◆【vol.165】12/23(金)『きょう映画館に行かない?』
◆【vol.164】12/9(金)『日本原 牛と人の大地』
◆【vol.163】11/18(金)『猫と塩、または砂糖』
◆【vol.162】11/11(金)『マタインディオス、聖なる村』
◆【vol.161】11/11(金)『アンデス、ふたりぼっち』
◆【vol.160】10/21(金)『タレンタイム 優しい歌』
◆【vol.159】9/16(金)『映画はアリスから始まった』
◆【vol.158】8/26(金)、9/2(金)『山歌』
◆【vol.157】8/12(金)『戦慄せしめよ』
◆【vol.156】7/22(金)『パイナップル・ツアーズ』
◆【vol.155】7/8(金)『杜人 環境再生医 矢野智徳の挑戦』
◆【vol.154】6/24(金)『六月の蛇』
◆【vol.153】6/10(金)『セノーテ』『鉱 ARAGANE』
◆【vol.152】5/20(金)『焼け跡クロニクル』
◆【vol.151】5/13(金)『屋根の上に吹く風は』
◆【vol.150】4/29(金)『12番目の容疑者』
◆【vol.149】4/22(金)映画を観てミャンマーを知る『白骨街道ACT1』『僕の帰る場所』
◆【vol.148】4/15(金)『我が心の香港 映画監督アン・ホイ』
◆【vol.147】3/18(金)『サマショール~遺言 第六章』
◆【vol.146】3/11(金)『遺言 原発さえなければ』
◆【vol.145】2/25(金)『カラミティ』
◆【vol.144】2/11(金)『ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。』
◆【vol.143】1/21(金)『Shari』
◆【vol.142】1/14(金)『日常対話』
<2021年>
◆【vol.141】12/24(金)『カナルタ 螺旋状の夢』
◆【vol.140】12/17(金)『ある殺人、落葉のころに』
◆【vol.139】12/3(金)『ショック・ドゥ・フューチャー』
◆【vol.138】11/19(金)『カウラは忘れない』
◆【vol.137】11/5(金)『夢幻紳士』
◆【vol.136】10/29(金)『サンマデモクラシー』
◆【vol.135】10/22(金)『へんしんっ!』
◆【vol.134】10/15(金) 『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』
◆【vol.133】10/1(金) 『アニメーションの神様 川本喜八郎、岡本忠成監督特集』
◆【vol.132】9/17(金) 『潜入』
◆【vol.131】9/3(金) 『グッドバイ 』
◆【vol.130】8/13(金)『緑の牢獄』
◆【vol.129】7/30(金)『夜明け前のうた』
◆【vol.128】7/23(金)『VIDEOPHOBIA』
◆【vol.127】6/18(金)ケネス・アンガー『マジック・ランタン・サイクル』
◆【vol.126】6/11(金)『友達やめた。』
◆【vol.125】5/21(金)『三月のライオン』
◆【vol.124】5/15(金)『エポックのアトリエ 菅谷晋一がつくるレコードジャケット』
◆【vol.123】5/7(金)『ゴッズ・オウン・カントリー』
◆【vol.122】4/30(金)『靴ひも』
◆【vol.121】4/2(金)『生きちゃった』
◆【vol.120】3/19(金)『おろかもの』
◆【vol.119】3/12(金)『ヨコハマメリー』
◆【vol.118】2/12(金)『モンスター・ハント~王の末裔~』
◆【vol.117】2/5(金)『ヴィタリナ』
◆【vol.116】1/29(金)『建築と時間と妹島和世』
◆【vol.115】1/15(金)『大海原のソングライン』