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全国映画よもやま話

「機材博物館」登別に

2015年9月26日 北海道新聞朝刊

 

フィルムカメラや映写機触れます

 

「機材博物館」登別に

 

映画用のフィルムカメラや映写機など現役を退いたアナラグ機材を集めた「登別映像機材博物館が26日、登別市登別東町1丁目のJR登別駅にオープンする。今も使える機材約100点余りを展示。入場無料で、自由に触って撮影などができる。

開いたのは札幌市の映像カメラマン山本敏さん(67)。登別市で育ち、東京で映画カメラマンの助手を経て、札幌のプロダクションでテレビ番組やCMなどの撮影を手がけてきた。

元パチンコ店を改装したスペースに1970~2000年に活躍したカメラや映写機が並ぶ。発売当時は1千万円を超えたプロ用機材もある。「役目を終えた映像機材は歴史的遺産。残すことは使ってきた私が生きてきた証し」と山本さん。フィルム映像やビデオの映写会なども計画中だ。

26日は午後2時から開館式がある。同館は午前10~午後4時、休館日は決まっていない。問い合わせは山本さん(090-8631-7050)へ。

(三上修)